日本の結婚事情について
- Satoshi Saito
- 2024年12月8日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年12月8日
最近の日本では、結婚に対する考え方や状況が大きく変わっています。 昔は「結婚するのが当たり前」とされ、20代で結婚するのが普通ですが、今では晩婚化未婚化が進んでおり、初婚の平均年齢は男性で31歳、女性で29歳と年々上がっているんです。
さらに、恋愛や結婚の出会い方も非常に多様化しました。昔ながらの「お見合い結婚」は減り、その代わりに婚活アプリや結婚相談所を使う人が増えています。日常や人間関係が希薄になっていることもあって、手軽に利用できるサービスが結婚希望者にとって重要な手段となっているようです。
また、「経済的な負担が大きいから」「自由な生活を楽しみたいから」といった理由で、結婚を選ばない人も増えています。少子化対策として、政府や自治体も婚活支援や助成金制度を行っていますを提供していますが、かなり根本的な解決には続いていないのが現状です。
今の日本では、結婚は「人生に必要なもの」ではなく、「選択肢の一つ」になっているようです。 価値観がどんどん多様化する中で、これからも結婚の形や考え方はさらに変わって行くかも知れませんね。
結婚件数の推移
2023年の結婚件数: 日本では2023年に結婚件数が48.9万件に減少し、戦後最低を記録しました。これは前年から5.9%の減少であり、90年ぶりに「婚姻氷河期」に突入したとされています。
2022年の結婚件数: 2022年には約50万件の結婚が記録され、これも戦後最低の水準でした。
長期的な傾向: 結婚件数は1972年の110万件をピークに減少を続けており、特に1990年代以降は顕著な減少が見られます。
婚姻率
婚姻率の低下: 2022年の婚姻率は人口1,000人あたり4.1件で、1970年の10件の半分以下にまで落ち込んでいます。
未婚率の上昇: 25歳から34歳の未婚者の割合が増加しており、特に25歳から30歳の男性の69.3%、女性の54%が未婚であることが報告されています。
結婚に対する価値観の変化
価値観の変化: 日本人の結婚に対する価値観が変化しており、結婚を重視しない若者が増加しています。特に、経済的な理由や生活の質を重視する傾向が強まっています。
終生未婚率: 2020年のデータによると、男性の終生未婚率は25.7%、女性は16.4%に達しており、1980年のそれと比較して大幅に増加しています

出典:厚生労働省:平成21年人口動態統計月報年計
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